.NET WPF（Windows Presentation Foundation）とは

　WPFとは、マイクロソフトが開発したユーザーインターフェース（GUI)の技術であり、「Windows Presentation Foundation」の頭文字を取って名図けられています。本記事では、WPF とはどのようなものか説明し、開発環境を整えるところまでを記事にします。

　WPFとは、マイクロソフトが開発したユーザーインターフェース（GUI)の技術であり、「Windows Presentation Foundation」の頭文字を取って名図けられています。GUI つまりアプリケーションの画面を作るための技術のことです。

　従来の WIndowsFormでは、コントロールをそのまま利用するのが前提でした。

（従来のWindowsFormを利用してメモ帳アプリを作る記事）
fineworks-fine.hatenablog.com

　WPF は UI のレイアウトをカスタマイズしたり、まったく新しいコントロールを作りだしたりすることが可能になります。

　WindowsFormは画面操作と処理が深く結びついており、画面に表示されたボタンなどのコントロールの名前と関数を紐づけてコードを記述する必要がありました。

（コントロールの名前と関数を紐づけてコードを記述することがわかる記事）
fineworks-fine.hatenablog.com

　WPFの場合は、画面のソースコードと処理のソースコードを完全に分離することが可能です。

　Visual Studio で WPF アプリケーションを作成することができます。

　開発環境には、次の２つが必要になります。

　Visual Studio のインストールはこちらのドキュメントを参考にされてください。
learn.microsoft.com

　.NET デスクトップ開発ワークロードのインストールについては、上記でも載せた記事で説明しておりますので、そちらをご覧ください。

　次の手順で WPF プロジェクトを作成します。

　黄緑色の三角形をクリックし、実行してみます。

（実行結果）

　まだ、何も置いていないため、真っ白な画面が表示されますが、とりあえずエラーなく実行されていることが分かります。これで開発の準備ができました。

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