.NET MAUI:Visual Studioでのクロスプラットフォームフレームワークでの開発環境を構築
初めに
.NET MAUI(.NET Multi-Platform App UI)とは、ネイティブのモバイル アプリやデスクトップ アプリを作成するためのクロスプラットフォーム フレームワークです。.NET MAUI を使用すると、1 つの共有コード ベースから Android、iOS、macOS、Windows で実行できるアプリを開発できます。本記事では、.NET MAUI を使う環境を構築する方法をまとめます。
Index
.NET MAUI
環境の構築
Visual Studio のバージョン
Visual Studio 2022 17.3 以降、または Visual Studio 2022 for Mac 17.4 以降が必要です。
(Visual Studio のダウンロードは下のリンク先からできます)
visualstudio.microsoft.com
ワークロードから .NET マルチプラットフォーム アプリの UI 開発にチェックをインストールします。
アプリケーションを実行
Windows の場合
Windows Machine を使います。
次の手順でアプリを実行します。
(Windows Machine を使った実行の手順)
- 開発者モードをオンにする
- Visual Studio 上で Windows Machine になっていることを確認し、実行ボタン(Windows Machineの右隣りの三角形)をクリックする
- 下の画像のような画面が表示されたら ok
Android の場合
- Android エミュレーターを指定し、Android SDK ライセンスに同意する
- Android デバイスマネージャーが開かれたら、Create をクリックし、既定の Android デバイスを作成する
※時間がかかります - エミュレーターがダウンロードされたら、開始をクリックする
- エミュレーターが起動されたら、下のようにスマホ画面が表示される
※PC のスペックによっては API レベルが高いと表示されません。その場合はAPI の低いデバイスを新しく作成してみましょう。(方法は下記参照) - エミューレーターを閉じ、Android エミュレーターを選択。実行ボタンをクリックする。
- 下の画像のような画面が表示されたら ok