ひとりでのアプリ開発 - fineの備忘録 -

ひとりでアプリ開発をするなかで起こったことや学んだことを書き溜めていきます

Stripe - オンライン決済を導入する

初めに

 本記事では、Stripeというオンライン決済代行サービスを紹介します。オンライン決済代行サービスには、Paypalなど他のサービスもありますが、おそらく最も有名で個人開発に適したものがStripeになります。ノーコードで実現できるものもあり、簡単にオンライン決済を実現できます。

Stripeとは

 Stripeとは、

  • オンラインの決済代行サービス
  • APIを利用してさまざまな種類の決済を受け付けることができるプラットフォーム


料金体系

 基本的には、

  • 初期費用:無料
  • 月額費または追加手数料:なし
  • 決済手数料:3.6%

どのようなことが可能か

〇PAYMENTS

Payments オンライン決済
Terminal 対面支払いとオムニチャネル支払い
Connect プラットフォーム向けの決済
Radar 不正使用とリスクの管理
Climate 炭素除去
Identity オンラインでの身元確認
Financial Connections 関連付けられた金融口座データ

〇財務の自動化

Billing サブスクリプションと継続支払い
Tax 消費税と VAT の自動計算
Revenue Recognition 会計管理の自動化
Sigma カスタムレポート
Data Pipeline データウェアハウスの同期
Atlas スタートアップの企業設立

〇BaaS

Issuing カードの作成
Treasury 金融サービスの構成要素
Capital ビジネス向けの融資

〇事前に構築されたコンポーネント

Payment Links コーディング不要の決済ページ
Checkout Stripe がホストする構築済みのチェックアウトページ
Elements 安全なフロントエンドの UI コンポーネント

 基本的には、PAYMENTSの機能を使い、オンライン決済のを導入することがメインになると思います。また、Payment Linksを使うことでノーコードで、単独のウェブサイトやアプリケーションを別途構築せずに、Payment Links を使用して決済を受け付けたり、サブスクリプションを販売したりできます。

ドキュメント・実装について

stripe.com

 公式のドキュメントに従って、実装していきます。

 ドキュメントのホーム画面から実現したいこと、使用したい機能などを選択します。

 あとは、書いてある通りに実装していきます。コードも書いてあり、非常に親切。

導入の仕方の例

qiita.com

Dashboard

 Stripeを使うには、アカウントを作成、Dashboardにログインをする必要があります。

 ダッシュボードから設定をすることでオンライン決済を実装していきます。

代替

 Stripeを使わないオンライン決済の導入方法もいくつかあります。

  • 別のオンライン決済代替サービスを使用する

対抗馬として、Paypalがよく挙げられます。

ecnomikata.com

  • モバイル決済サービスを利用する

 PayPay、Google Pay、Amazon Pay、Line Payなど。

 Google Payは14日間20人以上にテストをしてもらう必要があるなど、個人開発としては条件が厳しいものもある模様。