ひとりでのアプリ開発 - fineの備忘録 -

ひとりでアプリ開発をするなかで起こったことや学んだことを書き溜めていきます

Markdownでテーブルのセルの結合を実現する

初めに

 Markdownでテーブルのセルの結合を表現する方法を備忘録としてまとめます。

VS Code の場合

 Visual Studio Code の場合は「Markdown Preview Enhanced」を使用すると、セルの結合が実現できるようです。

b1san-blog.com

一般的な方法

 Markdown 自体にセルを結合する機能はないため、一般的には HTML の <table>要素を使用します。

 rowspan 属性を使うと列の結合ができ、colspan 属性を使うと行の結合ができます。

<table>
  <thead>
    <tr>
      <th>データの分類</th>
      <th>尺度</th>
      <th>説明</th>
      <th></th>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <td rowspan="2">質的データ</td> <!-- 質的データの行の結合 -->
      <td>名義尺度</td>
      <td>分類を目的とした尺度 <br> 順序に意味のないもの</td>
      <td>出席番号、座席番号</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>順序尺度</td>
      <td>順序にも意味がある尺度 <br> 間隔は定かではない</td>
      <td>学年、順位</td>
    </tr>
    <tr>
      <td rowspan="2">量的データ</td> <!-- 量的データの行の結合 -->
      <td>間隔尺度</td>
      <td>順序があり、かつ間隔にも意味があるもの</td>
      <td>気温、西暦、テストの点数</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>比例尺度(比尺度)</td>
      <td>0 が原点であり、間隔と比率に意味があるもの</td>
      <td>身長、速度、睡眠時間、値段</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>

 HTMLにおけるテーブルの作り方は、以前記事にしましたので、そちらをご覧ください。