Markdownでテーブルのセルの結合を実現する
初めに
Markdownでテーブルのセルの結合を表現する方法を備忘録としてまとめます。
Index
一般的な方法
Markdown 自体にセルを結合する機能はないため、一般的には HTML の <table>要素を使用します。
rowspan 属性を使うと列の結合ができ、colspan 属性を使うと行の結合ができます。
<table> <thead> <tr> <th>データの分類</th> <th>尺度</th> <th>説明</th> <th>例</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td rowspan="2">質的データ</td> <!-- 質的データの行の結合 --> <td>名義尺度</td> <td>分類を目的とした尺度 <br> 順序に意味のないもの</td> <td>出席番号、座席番号</td> </tr> <tr> <td>順序尺度</td> <td>順序にも意味がある尺度 <br> 間隔は定かではない</td> <td>学年、順位</td> </tr> <tr> <td rowspan="2">量的データ</td> <!-- 量的データの行の結合 --> <td>間隔尺度</td> <td>順序があり、かつ間隔にも意味があるもの</td> <td>気温、西暦、テストの点数</td> </tr> <tr> <td>比例尺度(比尺度)</td> <td>0 が原点であり、間隔と比率に意味があるもの</td> <td>身長、速度、睡眠時間、値段</td> </tr> </tbody> </table>
HTMLにおけるテーブルの作り方は、以前記事にしましたので、そちらをご覧ください。