ひとりでのアプリ開発 - fineの備忘録 -

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Unity入門 - ゲームオブジェクトの追加、操作方法 -

初めに

 本記事では、ゲームオブジェクトの追加の仕方、操作の方法をご紹介いたします。

Index

ゲームオブジェクトの追加方法

 ヒエラルキーで右クリックしてください。

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 下から8つに

  • Create Empty
  • 3D Object
  • Effects
  • Light
  • Audio
  • Video
  • UI
  • Camera

があります。これらはすべてゲームオブジェクトになります。これをクリックすると、追加されます。今回は、Cubeを追加してみましょう。

 3D Object → Cubeをクリックしてください。

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 ヒエラルキーにCubeが追加され、シーンビューには、白い立方体が現れます。他のオブジェクトも同様にすれば追加可能です。

ゲームオブジェクトの操作方法

 今回はCubeを用いて、スクリプトなしで操作できることを一通りご紹介いたします。ヒエラルキーのCubeをクリックし、選択してください。シーンビューを確認すると、ちゃんとCubeが選択されていることがわかります。

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移動・回転・大きさの変更

 ヒエラルキー上にあるトランスフォームツールを使うことで、オブジェクトの移動、回転、大きさの変更ができます。

  動画のように移動、回転、大きさを変えると、インスペクターのTransformに数値も一緒に変化していることがわかります。直接、インスペクターの数値を入力することで、操作することも可能です。

色・テクスチャの変更

 3Dオブジェクトの色やテクスチャの変更をしてみましょう。Cubeを選択するとインスペクターの中に、Mesh Rendererがあることがわかると思います。

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 Mesh Rendererの中のMaterialsをクリックしてください。

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 Element 0にDefault-Materialがあることがあります。3Dオブジェクトの色やテクスチャはこのMaterialを変更、追加することでできます。

 今回は、色を変更してみましょう。

1. Assetsで右クリックをし、Folderをクリック。Folderの名前をMaterialsにする。

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このMaterialsフォルダーにMaterialを入れていきます。

2. Materialsフォルダーを開き、右クリック。Materialをクリックする。Materialの名前をMaterialColorにしておく。

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3. MaterialColorを選択し、インスペクターのAlbedoをクリック。Colorが現れます。

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4. Colorを変更。上の色相環で大まかな色を設定。色相環の内側にある正方形でグラデーションを選択します。いじってみると、下のRGBAも一緒に変化していることがわかると思います。

 RGBは三原色のことで、Rは赤(Red)、Gは緑(Green)、Bは青(Blue)です。0に近いほど白に近く、255に近いほどそれぞれ赤、緑、青に近くなります。これらの組み合わせで色を作っています。Aは透明度(alpha値)のことで、0に近いほど透明、255に近いほど不透明、つまり実体がある状態になります。

 好きな色を作ってみましょう。

5. Cubeを選択し、インスペクターにあるMaterials下の+をクリック。

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6. Element1にはDefault-Materialが入っていると思います。ここに、先ほど作ったMaterialColorをドラッグアンドドロップします。

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 これで、Cubeの色を変更することができました。

 Albedoで色を設定するのではなく、画像をMaterialのAlbedoにドラッグアンドドロップすれば、下の画像のようにテクスチャを変更することも可能です。

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コピー、貼り付け、複製、削除など
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 ヒエラルキー上で右クリックすると、現れます。上から8つはそれぞれ

  • Cut:切り取り
  • Copy:コピー
  • Paste:貼り付け
  • Paste As Child:子オブジェクトとして貼り付け
  • Rename:名前の変更
  • Duplicate:複製
  • Delete:削除

です。Paste As Child以外はわかりやすいのではないかと思います。Paste As Childについては、オブジェクトの親子関係の話になるのですが、また別に記事を書こうと思います。

最後に

 オブジェクトの追加、操作方法について学びました。今回は3Dオブジェクトを扱いましたが、他のオブジェクトもありますので、いろいろ生成し、遊んでみてはいかがでしょうか。