GAS - Google Apps Script とは、GAS でできること
初めに
本記事では、GAS(Google Apps Script)とは、どのようなもので何ができるのかまとめます。
Index
Google Apps Script とは
GAS(Google Apps Script)とは、Google Apps(Google Workspaceに含まれるサービス)の拡張機能として利用できるスクリプト言語です。このスクリプト言語はJavaScriptベースで、Google Docs、Sheets、Forms、Gmail などの Google Apps 内で動作するスクリプトを記述するために使用されます。GASは、Google Appsに組み込まれた自動化やカスタマイズを行うためのツールとして利用され、タスクの自動化やワークフローの作成などに役立ちます。GAS を利用してウェブアプリを作成することも可能です。
Google Workspace
料金について
無料でも制限はありますが十分利用できます。
有料版は、3 通りの料金プランがあります。
プラン | ユーザー 1 人あたりの月額(1 年契約の場合) | |
---|---|---|
Business Starter | ¥680 | セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メール 100 人まで参加可能なビデオ会議 ユーザー 1 人あたり 30 GB のストレージ プール セキュリティと管理機能 スタンダード サポート |
Business Standard | ¥1,360 | セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メール 150 人まで参加可能なビデオ会議とその録画 ユーザー 1 人あたり 2 TB のストレージ プール セキュリティと管理機能 Standard サポート(Enhanced サポートに有料でアップグレード可能) |
Business Plus | ¥2,040 | セキュリティ保護されたカスタムのビジネス用メール、eDiscovery、データ保持 500 人参加可能なビデオ会議とその録画、出欠状況の確認 ユーザー 1 人あたり 5 TB のストレージ プール 高度なセキュリティと管理機能(Vault や高度なエンドポイント管理など) Standard サポート(Enhanced サポートに有料でアップグレード可能) |
Google Apps Script でできること
Google Workspace で提供されている Gmail やカレンダー、スプレッドシート、フォームなどのサービスをカスタマイズしたり、自動化したりできます。
(例)
- 自動メール送信
- スプレッドシートのタスクの自動化
- Google Formsに送信されたデータを処理し、自動的にスプレッドシートに挿入させる
- ドライブ内のファイルやフォルダを自動的に作成、整理、バックアップ
- 外部APIとの連携
また、Google App Script を使い、ウェブアプリを作成することも可能であり、デプロイや公開が非常に簡単にできるようになっています。
Google App Script の作成
Google Drive 内で右クリックし、Google Apps Script をクリックすると作成することができます。
また、スプレッドシートなど各サービスの拡張機能から作成することも可能です。
作成すると、次のような編集画面が開きます。
この編集画面で関数を入力し、実行することで使います。