ひとりでのアプリ開発 - fineの備忘録 -

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Unity - プリセット:設定内容を保存、適用して作業の効率化

初めに

 Unity にはプリセットという機能があります。この機能を使うことで、プロパティ設定を保存、適用することができ、同じ数値を入力したり、設定を変更したりという手間を省くことができます。本記事では、プリセットの使い方をまとめます。


プリセット

プリセットとは

 プリセットとは、

プリセットは任意のプロパティ設定を保存して、複数のコンポーネント、アセット、または Project Settings ウィンドウに同じプロパティ設定を適用するためのアセット

です。

プリセットの保存

 プリセットの保存は次のように行います。

  1. Inspector で設定を保存したいコンポーネントのプリセットセレクター (スライダーアイコン) をクリック
  2. Select Preset ウィンドウで Save current to をクリック
  3. 新しいプリセットの保存場所を選択し、名前を入力して Save をクリック

プリセットの確認

 Project 内に保存したプリセットを選択することで、保存内容を確認することができます。

プリセットの適用

 プリセットを適用させる方法は2種類あります。

(適用方法①)Select Preset ウィンドウから適用する

(適用方法②)
適用したいプリセットをドラッグ&ドロップする

部分プリセット

 プリセットの一部のプロパティのみを適用し、他のプロパティを除外することができます。

  1. Project 内のプリセットを選択する
  2. 除外したい項目で右クリックをし、Exclude Property をクリックする

 除外された項目の横に赤い線が表示されます。

デフォルトプリセットを設定

 Project Settings から Default Preset を設定することができます。

  1. Edit > Project Settings をクリック
  2. Preset Manager を開き、Add Default Preset をクリック
  3. コンポーネントを選択
  4. Preset から適用したいプリセットを選択

 Default Preset を設定することで、新しくコンポーネントを追加したときに、Default Preset が適用されます。また、Reset をしたときにも、Default Preset が適用されます。

※Reset は Inspector から確認できるコンポーネントの右上にある設定ボタンを押すことで、Reset ボタンが確認できます。

最後に

 プリセットを保存、適用することで効率化できる。