Unity - Aspect Ratio Fitter:アスペクト比を一定に保つ -
初めに
オブジェクトのアスペクト比を一定に保つための Aspect Ratio Fitter について、まとめます。
Index
Aspect Ratio Fitter をつける
今回は Image にAspect Ratio Fitter をつけてみます。
Add Component から探してつけます。検索するとすぐ見つかります。Layout の中に入っていますので、そちらから探してもよいです。
Aspect Mode・Aspect Ratio
Aspect Mode からアスペクト比率を維持するためにどのようにサイズ変更をするかを指定します。
Aspect Mode は次の通りです。
None | Aspect Ratio を無視する。 |
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Width Controls Height | 高さは幅にもとづいて自動的に調整する。 |
Height Controls Width | 幅は高さにもとづいて自動的に調整されます。 |
Fit In Parent | 幅、高さ、位置、アンカーは、アスペクト比率を維持しながら矩形が親矩形の内側に合うように自動的に調整される。親矩形の内部には、この矩形で覆われていないスペースがある場合もある。 |
Envelope Parent | 幅、高さ、位置、アンカーは、アスペクト比率を維持しながら親矩形の全体を覆うよう自動的に調整される。この矩形は親矩形よりも大きくなるかもしれません。 |
Aspect Ratio は次の通りです。
Aspect Ratio | 強制的に維持するアスペクト比率。この値は、幅を高さで割ったもの。 |
---|
Width Controls Height
Width Controls Height を指定すると、Height が自動調整されるため、Height は設定できなくなります。
Height は
Height = Aspect Ratio * Width
で計算されます。
Height Controls Width
Height Controls Width を指定すると、Width が自動調整されるため、Width は設定できなくなります。
Width は
Width = Aspect Ratio * Height
で計算されます。
Fit In Parent
必ず親オブジェクトのサイズより小さくなります。Height か Width のどちらかが親と同じになります。
Envelope Parent
envelope は封筒や包みなどの意味があります。必ず親オブジェクトのサイズより大きくなります。Height か Width のどちらかが親と同じになります。
最後に
親オブジェクトとのアスペクト比を固定したい場合は使えるかなという印象です。