ひとりでのアプリ開発 - fineの備忘録 -

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Unity - Audio Manager:誰でも簡単にSEやBGMを管理できる -

初めに

 Unity でBGM や SE を管理するためには、Audio Source、Audio Listener、Audio Mixer など多くの要素が関わっており、分かりづらい部分が多いです。そこで、これらを簡単に管理できるパッケージ "Audio Manager" を紹介します。

Audio Manager について

kan-kikuchi.hatenablog.com

 AudioManager は BGM や SE が簡単に管理できるようになります。

  • どのシーンを再生しても BGMManager, SEManager が自動生成される
  • Audio Clip を用意された Resouces フォルダにいれるだけで再生できる(Pathの自動更新)
  • 再生、停止、フェード、BGMの切り替えなどが楽

など

 なお、パッケージ制作者の kan.kikuchi 様が導入の仕方から使い方まで説明してくださっております。ダウンロード、使い方は上記リンクからお願いします。

使用するうえでの注意点

Sample にエラーが出る

 インポートしたタイミングでエラーが出ます。これは、製作者様の説明にもありましたが、サンプルをディレクトリごと削除すれば解決します。

Audio Manager の設定を変更したい

 Audio Manager は AudioManager_KanKikuchi>Resouces 内にあります。スクリプトをいじるのではなく、そちらから設定を変更しましょう。

 設定を変更するとしたら、同時再生可能数やBGM, SE のボリューム、ボリューム倍率の設定くらいだと思います。他の設定は Path の自動更新やキャッシュについての設定、Manager の自動生成についてなどがあります。

BGM, SE の自動更新がされない

 考えられる原因は2つあります。

  • Audio Manager の自動更新の設定をオフにしている
  • Audio Clip の名前がアルファベットと数字ではなく、日本語などが入っている
スクリプトに記述する曲名の確認の仕方がわからない

 BGMPath, SEPath から確認できます。これらは Scripts の中にあります。


スクリプトに記載するパッケージはどのように書けばよいのか

 下記を名前空間に追加してください。

using KanKikuchi.AudioManager;
BGMManager, SEManager に AudioSource が複数ついているのですが

 同時再生のためです。同時再生可能数ほど Audio Source がついています。

最後に

 Audio Manager についてまとめました。kan.kikuchi 様、ありがたく使用させていただきます。