ひとりでのアプリ開発 - fineの備忘録 -

ひとりでアプリ開発をするなかで起こったことや学んだことを書き溜めていきます

Unity入門 - Scene(シーン)の作成、切り替え -

初めに



 Sceneの作成、複製、移動の仕方を解説いたします。

Sceneの作成

 タイトル画面、セレクト画面など複数の画面をわけて作りたい場合、Sceneを分けて作成します。
 Assetsで右クリックをし、Create→Sceneで作成できます。



 右クリックをすると、そのSceneの編集画面を開くことができます。

Sceneの複製

 下記の方法で複製できます。

  • 複製したいSceneを選択し、(Win)Ctrl+d /(Mac)⌘+d
  • Scene Templateを使う(Unity2020.2以降)

Scene Templateの使い方

 Unity2020.2からScene Templateという機能が追加されました。下記の手順でSceneを複製することができます。

  1. Assetsで右クリックをし、Create→Scene Templateをクリック
  2. Scene Templateに複製したいSceneをアタッチ


  1. File→New Scene(Win:Ctrl+N / Mac:⌘+N)で作成したScene Templateをクリック

Sceneの切り替え

 Sceneを切り替えるには、次の作業が必要になります。

  • Sceneを登録する
  • SceneをLoad(ロード)する

Sceneの登録

 切り替えたいSceneの登録をしましょう。
①File→Build Settingsをクリック

②Sceneをドラッグ&ドロップ

これでSceneの登録完了です。

SceneのLoad

 スクリプトに次を記述することで、SceneをLoadできます。

using UnityEngine.SceneManagement;  //名前空間に追加

SceneManager.LoadScene("Sceneの名前");

 今回は、ボタンを押したらシーンを切り替えるようにしてみます。
 ボタンの使い方については、こちらの記事をご覧ください。
fineworks-fine.hatenablog.com

  • 次のスクリプトを付けたオブジェクトをButtonにアタッチする
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI;
using UnityEngine.SceneManagement;  //こいつは追加

public class SampleScript : MonoBehaviour
{
    public void onClickSceneLoad()
    {
      //今回はNew SceneというSceneに切り替える
      SceneManager.LoadScene("New Scene");
    }
}
  • ButtonにonClickSceneLoadの関数を実行するように選択する

 これで、Buttonを押したらシーンが切り替わります。

最後に

 Sceneの作成、複製、切り替えの方法を学びました。Unityを使うのであれば必須の作業になります。頭に入れておきましょう。