アプリ開発のための環境構築と統合開発環境(IDE)について
初めに
アプリ開発をするためには、PCに開発するための環境を自分で構築する必要があります。そこで、本記事では、アプリ開発のためにどのように環境構築をすればよいのか、まとめてみます。
Index
アプリ開発に必要な環境
アプリを開発するためには例えば次のようなツールが必要になります。
これらをすべてインストールし、使い分けながら開発する必要がありました。しかし、現在は、統合開発環境(IDE:Integrated Development Environment)と呼ばれるこれらのツールを一つにまとめ、統一的に扱えるものが出ていますので、それを使ってしまいましょう。
IDEの種類と選び方について
様々なIDEがあり、どれを選べばよいか悩んでしまいますが、基本的には使用用途とどのプログラミング言語を使用するかで選べばよいと思います。本記事でもいくつかご紹介します。公式サイトのリンクを載せておきますので、そちらからダウンロードできます。
- Visual Studio
- Unity
- Eclipse
- Android Studio
- Xcode(macOSのみ)
Visual Studio
Microsoftが提供しているIDEです。「あらゆる開発者とあらゆるアプリのためのツール」と言われており、Windows、Android、iOS、Webアプリケーション、クラウドサービスなど様々なアプリを開発できます。
対応プログラミング言語は、C++、C#、Visual Basic、F#、Python、Node.js、HTML/JavaScript、TypeScriptです。
Unity
Unityは、ゲーム開発をするための統合開発環境になります。3D、2DだけでなくVRやARアプリも作れます。全世界でのユーザー数が180万人を突破し、個人でゲームを開発するのであれば、Unityをインストールしておけば間違いないです。
Eclipse
Webシステム開発で主流の統合開発環境です。対応言語は基本的にJavaですが、C言語、C#、PHP、Perlにも対応可能です。
Android Studio
Google社が提供する公式のIDEです。Androidアプリに開発に必要な機能はすべてそろっています。
X code
Apple公式のIDEであり、iOSアプリやmacOSアプリを開発するためのIDEです。Mac App Storeからダウンロードでき、Apple IDさえ取得すればすぐにでもプログラミングを始められます。対応言語はC++、Objective-C、Swiftになります。しかし、MacOSが必要になります。Windowsでは使えないので注意しましょう。
最後に
アプリ開発のための環境構築と統合開発環境(IDE)について、ご紹介しました。IDEは自分の作りたいアプリに合わせて、選ぶ必要がありますので、調べてからインストールしましょう。公式サイトのリンクを載せておりますが、検索するとダウンロード、インストールの手順がヒットしますので、検索しながら環境構築をすることをおすすめします。